グレートブリテン島の名前の記録は、最古のものとしては、紀元前6世紀頃の
カルタゴ人航海者の記録にある
アルビオンである。その後、紀元前4世紀の
ギリシャ人商人の航海記にあるプレタニケから、現在のブリテン諸島を指す言葉として
ブリトニという呼び名が生まれ、次第に定着して、その最大の島であるこの島がラテン語で
ブリタンニア(Britannia)と呼ばれるようになった。ブリトン人(Britons)は
前1世紀頃から
ローマ共和国、
ローマ帝国、
アングロ・サクソン人の相次ぐ侵攻を受けて、その一部が
フランスに逃れる。フランスではブリトン人の住むようになった地域を
ブルターニュ(Bretagne:ブリタニアの
フランス語形)と呼び、本来のブリタニアを
グランド・ブルターニュ(Grande-Bretagne:大ブリタニア)と呼んで区別した。これが
英語に輸入され、英訳された形の
グレートブリテンという地名が定着する。