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「ナント」||書籍-LINK.com [05/26update]

ナント wikipedia|無料辞書

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ナント(Nantes)は、フランスの西部、ロワール川河畔に位置する都市ブルトン語(ブレイス語)ではナオネト(Naoned)、ではノーント(Naunnt)と称する。ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏首府であり、ロワール=アトランティック県県庁所在地である。ブルターニュ半島南東部に位置し、大西洋への玄関口となっている。フランスの地域最大の都市でかつ、国内第6位の都市である。

◆地理
衛星写真で見るナント
ロワール=アトランティック県内でのナントの位置
ナントは、ロワール川の沖積土の流域、いくつもの川の合流点に位置する。北はブルターニュ独特のボカージュ(bocage、生け垣に囲まれた農地)を擁するなだらかな丘陵地帯に向けて徐々に高くなり、南はブルトン湿原の一部である平野に連なる。ナントと接するコミューンは、ブゲネ、カルクフー、ラ・シャペル=シュル=エルドル、オルヴォー、ルゼ、サンテルブラン、サン=セバスティアン=シュル=ロワール、サント=ルース=シュル=ロワール、トレリエール、ヴェルトーである。
大西洋岸、あるいはレンヌアンジェといった市街地からは自動車で1時間以下の距離である。

◇地形
ナントは期に属するアルモリカ山塊の南部、ロワール河口から東におよそ50kmの地点に位置している。市街はロワール川の両岸に広がるが、市域の大部分は右岸、すなわち北側に位置する。ロワール川は旧市街の南部で2本の分流となり、南北両岸と12箇所の橋で結ばれたナント島(面積337ヘクタール)を抱く。は北から南に市街を流れ、ロワール川に注ぐ。は南から同様にロワール川に注いでいる。
ロワール北岸のナント市域はブルターニュ地溝の存在が特徴であり、断層線はヘルシニア造山運動期の褶曲で高さが100mある。川が形成した谷はサンタンヌの丘でこれを横断している。
南には標高30mに満たないペイ・ド・リュツ台地がある[外部リンク] nantes.fr, relief。全長43kmの外周環状自動車道路が郊外の一部を含んでナントで囲んでいる。市街へはこの環状道路沿いに並ぶ複数の分岐からアクセス可能である。このナント外周環状自動車道路は、フランス国内最長である。

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ナントの面積は6,600ヘクタールあり、そのうち1,100ヘクタールは緑地と公園となっている[外部リンク] nantes.fr, g?ographie。は、24のコミューンをまとめたもので、総面積は52,336ヘクタールである[外部リンク] Nantes m?tropole, le territoire。ナント=サン=ナザール都市圏はロワール河口域一帯に広がり、面積は220,900ヘクタールである。

◇水利
夜のエルドル川
複数の川や運河が合流する地点に位置し、多くの島があることからナントは長らく『フランス西部のヴェネツィア』と呼ばれてきた。運河の大部分とロワール川北岸は20世紀初頭に埋め立て、あるいは暗渠化された。最も大規模な工事は1929年に始められたもので、ロワール川の北の分流およびエルドル川との合流地点を埋め立てるものである。以降この一帯は航行可能な地下運河で迂回されており、これは古くからのロワール川分流の一部をなすに接続されている。
ナント市街はロワール川によって南北に隔てられ、ロワール川には2つの分流に囲まれたナント島が浮かぶ。この北と南の2分流はそれぞれマドレーヌ川とピルミユ川と呼ばれている。また市街にはエルドル川、セーヴル・ナンテーズ川、シェジーヌ川、ジュヴル川、サン川も流れる。さらに複数の小さな水路もあり、大部分が運河で暗渠化されたものが多いが、中には公園整備の一貫として再び水路の姿を取り戻したものもある。

◇ 気候
ナント、あるいはさらに広くいえばロワール=アトランティック県は温帯海洋性気候である。この気候の影響はロワール河口地域および起伏を欠く地形によって大幅に柔らげられている[外部リンク] climat de Loire-Atlantique。冬は温暖で最低気温-5℃、最高気温10℃で多雨であり、夏はこれに比べ晴天が多いものの同様に過ごしやすい(最低気温17℃、最高気温35℃)。降雨はしばしばあるが激しいものではない。年間降水量はおよそ820mmであり、これは各年で大きく異る[外部リンク] nantes.fr Climat。降雪は滅多にない。
この気候は、ナントにある多くの公園や庭園が示す如く、植物の成長に非常に適している。
ナントでの風向は、大西洋熱帯低気圧に由来する西が基本的であり、北・北西・西風が多い。南西と北東の風は比較的希である。
またロワール流域では谷底に生ずる朝靄が知られている。
2007年度のナントの気候表: