旋律に独特の節回しがあり、一般に
ブルー・ノート・スケールと呼ばれている5音階(ペンタトニック・スケール)で
即興的に演奏される。特に短3度、減5度、短7度の音に用いられる微妙な音の「訛り」はクオーターと呼ばれ、ブルース独特の「音」であり、カントリーやジャズには基本的にみられない音である。
ギターでは、「クオーター・チョーキング」=1/4音上げで演奏されることが多いが、厳密には1/4音と決まっているわけではなく、人それぞれ感覚的に上げて使っているというのが実情である。
ピアノではこの音を出すのが不可能のため、3度の音の場合は、長短の二つの鍵盤を
トリルしたり同時に打鍵したりなどのテクニックを用いる
奏者もいる。また
1950年代からはジャズの影響によって、(
ブルー・ノート・スケール5音だけではない)
テンション・ノートや
テンション・コードが用いられるなど、洗練さを加えてきた。
ブルース形式でなくとも、タイトルに「〜ブルース」と付く曲も多く存在する。また日本の歌謡曲の一スタイルとしてブルースと呼ばれるものもあるが、ここで言うブルースとは直接は関係がない。