津島家の先祖について、1946年(昭和21年)に発表した「苦悩の年鑑」のなかで、「
私の生れた家には、誇るべき系図も何も無い。どこからか流れて来て、この津軽の北端に土着した百姓が、私たちの祖先なのに違ひない。私は、無智の、食ふや食はずの貧農の子孫である。私の家が多少でも青森県下に、名を知られ始めたのは、曾祖父惣助の時代からであつた 」と書いている。惣助は、油売りの行商をしながら金貸しで身代を築いていったという。また、津島家は、旧
対馬国から
日本海を渡って津軽に定住した一族であるとする説もある。