また、少年漫画家は長らく男性が主流であったが、1980年代の高橋留美子の登場によって、女性漫画家の少年漫画への流入が起こった。また、1990年代からは女性漫画家が男性名を名乗って少年漫画家となるケースが急増している。
ストーリーは基本的に
戦いやパワーゲームが好まれ、
冒険漫画やアクションもの、主人公のバトルと成長をテーマにしたものが比較的多く、他にスポーツを題材にしたもの、ホビーを題材にしたもの(メディアミックス化した商業戦略的な作品も多い)、乗り物やロボット、未来的な発明道具などメカが多数登場するSF作品も少年漫画に好まれる題材である。他に
ギャグ漫画も定番となっている。一方、少女漫画では屋台骨といってもいい恋愛要素については、どちらかというとメインストーリーに付随されるおまけとしての見方が強かったが、1980年代以降、少年漫画においても
ラブコメディが定番化するようになった。しかし、あくまでコメディがベースであり、シリアスな恋愛漫画は少ない。
また、『
ONE PIECE』が漫画売り上げ日本一を記録するなど、少年漫画は漫画界において最も発行部数が大きい分野であるため、かつては批判対象になることも多かった。
1968年、
永井豪の『
ハレンチ学園』がヒットしてから少年漫画でも性描写が増加し、過激化した暴力表現とともに社会問題になった。また1980年代には、『
北斗の拳』に代表される
格闘漫画の流行で暴力表現が増加し、これも社会問題となった。その後は過激な描写を売り物にする漫画の多くが比較的年齢層の高い
青年漫画へと移行したことと、幼少のころから少年漫画の暴力描写に親しんだ世代が子をもつ年齢になったために、近年はそれほど問題視されなくなってきている。