本営には劉邦と張良のみが中に入るのを許された。宴の席で、劉邦を暗殺しようとする剣舞が始まった。劉邦の危機を知った
樊?は、兵士が止めるのも聞かず本営の中に入り「祝勝の振る舞いがない!」と言った。その剣幕に剣舞は中止される。項羽は彼に大杯の
酒と生の
豚の肩肉を与えた。
樊?は酒を飲み干し、生のままの
豚肉を平らげた。そして項羽に「咸陽を攻め落としたのは、出し抜こうとしたわけではなく、項羽の来るのを待っていたのだ」と釈明する。項羽はこれに黙り込んでしまう。その後、劉邦と
樊?は脱出し、張良が残って詫びた。これらにより項羽は劉邦を討つ機会を失い、劉邦は虎口を脱する。この功績により劉邦が漢王になって後に臨武侯に封じられた。