特定疾患 wikipedia|無料辞書
特定疾患(とくていしっかん)とは、いわゆる「難病」のうち、日本において難病対策推進のための調査研究の対象になっている
疾患。
◆ 概説
現在、
難治性疾患克服研究事業として130の疾患が指定され、そのうち45の疾患が特定疾患治療研究事業の対象とされている(国基準/2007年現在)。
特定疾患治療研究事業の対象疾患については、医療費の
患者自己負担分について公的な助成(
公費負担医療)を受けることができる。都道府県
自治事務。
また、難治性疾患克服研究事業の対象疾患(
特定疾患)に対しては、ホームヘルプサービス、ショートステイ、日常生活用具の給付を受けることのできる
難病患者等居宅生活支援事業も行われている。市町村
自治事務。
特定疾患の定義は、
1972年の難病対策要綱に記述されており、
#原因不明、治療方法未確立であり、かつ、後遺症を残すおそれが少なくない疾病(
ベーチェット病など)
#経過が慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず介護等に著しく人手を要するために家庭の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病(
小児ぜんそくなど)
の2種類がある。
◆ 難病の定義
難病とは、一般的に「治りにくい病気」や「不治の病」を指す言葉であり、医学用語として具体的かつ明確に定義されているものではない。
特定疾患はそれら一般に「難病」と言われる病気のうち、治療や療養に関して行政によって特別な対策や補助を手がける事が必要であるとする範囲を指定したもので、「難病」とされる疾病を定義したものではないが、行政や医療の現場では特定疾患を指して「難病」と俗称することがある。
◆ 指定疾患名
◇ 特定疾患治療研究事業対象疾患
患者は所轄の保健所に届けることにより医療費の自己負担分を一部または全額、公費による負担を受けることができる。