以下、上記 2. を「堆積物としての粘土」、3. を「塑造用粘土」とし、それぞれについて解説する。
水で捏ねると塊になり同時に手で延ばしたり、細工することができるようになること、
火に耐えるといった粘土の持つ性質は、太古より利用されてきた。科学的な
観察、
分析が進むにつれて、それまで「粘土」と呼ばれてきたものには化学的
吸着、
イオン交換、
触媒性、水との混合による泥水の形成、
粘性、
粘着性、
可塑性、低
透水性など多くの性質が認められるようになった。低透水性については、含有する
鉱物の種類や
粒径分布によって大きく異なるが、透水性の低さにより
地盤の
圧密が非常に緩やかに進み、構造物は建設から数年経た頃に
不等沈下などの問題を生じる場合がある。