この登場に伴い、
デジタルシネマの動向が活発化し始める。これ以前にも
CGの活用による映画のデジタル化は進んでいたが、フィルムとビデオとの基本的な表示方式の違い(フィルムは毎秒24コマ・プログレッシブ、ビデオは
NTSCの場合毎秒29.97コマ・インターレース)により、テレシネ変換(フィルムに記録された映像をテープに移す)で2-3プルダウンというコマ数変換過程を経なければならず、これが大きな足枷になっていた。しかし、HD24Pはフィルムと同じ形式での記録が可能であるためにコマ数の変換やフィルムからのテレシネ工程が不要で、ダイレクトにデジタル加工が可能という画期的な商品だった。『
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(
2002年)で実用性が実証された後は採用が相次いでおり、将来的には過半がデジタルビデオカメラによる撮影・制作になると言われている。